調剤局での薬剤師の仕事

調剤局での薬剤師の仕事は、薬の調合と患者さんへの提供だけではありません。　そのほかにも、服薬指導や医薬品の管理、疑義照会なども、調剤局における薬剤師の重要な仕事になっています。

服薬指導は、薬を服用する人に、服用する時期、量といった正しい服用の仕方の指導や副作用の説明、他の薬との組み合わせのリスクの説明などを行うことです。

医薬品の管理では、種類や量だけでなく、作られた時期なども管理しなくてはなりません。　第一類の薬になると、簡単には持ち出せないように、施錠のできる場所に保管する必要があります。

疑義照会というのは、処方護を出した医者に対し、薬の適正な使用量や飲み合わせの可否、患者さんの体質と既往歴などをヒアリングし、薬の専門家として、処方篁の内容が正しいかどうかを確認することです。

医者がいつでも正しいとは限りません。　副作用や飲み合わせといったことは、医師よりも薬剤師の方が詳しいことがあり、薬剤師という立場で薬の正当性を判断するのです。

また最近では、外国人の患者さんに対応するために、外国人の薬剤師を置くところもでてきました。　日本人の薬剤師でも対応はできますが、細かいニュアンスや国民性にもとづく感じ方といったことは、やはりその国の人でないとわかりません。

同じ国の薬剤師からアドバイスを受ければ、安心度が高いということもあります。

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